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採用コンサルティングとは?選び方の5つの基準と費用、おすすめの会社21選
公開日 2024年12月10日 最終更新 2026年10月9日 監修 内藤 貴皓(RECRUIT BOOSTER株式会社 代表取締役・『採用大全』著者)
採用コンサルティングを頼もうとすると、採用代行や人材紹介との違いが分かりにくく、会社ごとに支援の範囲も料金の決め方も違うため、どこに頼めばよいか迷います。頼む先を間違えると、毎月の費用を払っているのに応募が増えず、社内にも何も残らないということも珍しくありません。
この記事では、採用コンサルティングで頼めることと採用代行との違い、成長企業が会社を選ぶときの5つの基準、料金の形ごとの違いを整理したうえで、各社の公式サイトで確かめた特徴を、向いている課題ごとに分けて紹介しました。
採用コンサルティングとは
採用コンサルティングは、採用の計画づくりや求人の見直し、選考の進め方の改善など、採用の進め方そのものを外部の専門家と一緒に組み立てるサービスです。何人をいつまでに採用するかを決め、どこから応募を集め、どのような基準で選ぶかを、自社の数字をもとに決めていくことになります。
採用コンサルティングで頼めること
採用計画づくり:採用したい人数と時期から、必要な応募数と面接数を逆算する
求人の見直し:求人票の書き方、求人媒体やスカウト媒体の選び方を見直す
選考の進め方の改善:書類選考と面接の基準をそろえ、選考の日数を短くする
面接官の育成:面接で聞くことと評価の付け方を、面接官どうしでそろえる
採用の数字の集計と分析:応募から入社までの段階ごとの人数を集計し、どこで人が減っているかを確かめる
採用の情報の発信:採用サイトや社員インタビューなど、候補者に向けた情報を整える
採用コンサルティングと採用代行(RPO)の違い
採用コンサルティングは採用の進め方を決める支援で、採用代行(RPO)は決まった進め方に沿って実務を引き受ける支援です。両方を引き受ける会社も多いため、自社の課題がどちらに当たるかを先に確かめておけば、頼む先で迷うことはないはずです。
自社の状況 | 向いている支援 |
|---|---|
応募はあるが、採用したい人が来ない | 採用コンサルティング(求人と採用基準の見直し) |
何人をいつまでに採用するかが決まっていない | 採用コンサルティング(採用計画づくり) |
面接官によって合否の判断がばらつく | 採用コンサルティング(面接官の育成と評価基準づくり) |
応募者への連絡や日程調整が追いつかない | 採用代行(応募者対応・日程調整) |
スカウトを送る時間がない | 採用代行(スカウトの送付) |
採用計画も実務も社内に担当者がいない | 採用コンサルティングと採用代行の両方 |
人材紹介は、紹介会社が候補者を探して推薦し、入社が決まったときに費用を払うサービスで、採用の進め方を変える支援ではありません。採用代行と人材紹介の費用の比べ方は「採用代行の費用」に、採用代行の会社の比較は「採用代行おすすめ24選」にまとめました。
成長企業が採用コンサルティング会社を選ぶ5つの基準
監修者の内藤は、FiNC Technologiesの人事としてエンジニアやデザイナーの中途採用を担当し、独立後はベンチャーやスタートアップを中心に30社以上の採用を支援してきました。その経験から、成長企業が採用コンサルティング会社を選ぶときに確かめておきたいのは、次の5つです。
1. 支援の範囲
最初に見ておきたいのは、採用計画づくりだけを引き受けるのか、求人票の作成やスカウトの送付などの実務まで引き受けるのかです。社内に採用の担当者がいない会社が計画づくりだけを頼むと、決めた計画を実行する人がいないまま、毎月の費用だけがかかってしまいます。
2. 支援の実績がある業種と職種
エンジニア、営業、施工管理、店舗のスタッフでは、候補者がいる場所も、応募が集まる求人の書き方もまったく違うので、自社が採用したい職種でどの会社の支援をしたことがあるかを、契約の前に聞いておくと安心です。
3. 料金の形
月額の固定料金か、採用できたときの成功報酬か、単発の依頼かで、1年間に払う金額と、コンサルタントが何に力を入れるかが変わり、それぞれの違いはこの後の「採用コンサルティングの費用」で表にまとめました。
4. 採用の数字を集計して分析する体制
応募数、書類選考の通過数、面接数、内定数、入社数を段階ごとに集計し、どこで人が減っているかを数字で示してくれる会社かどうかも大切です。内藤は、採用の成否を決めるのは応募の総数ではなく、書類選考で合否を迷う水準の応募がどれだけ集まるかだと考えており、この数を追える会社かどうかが分かれ目になります。
5. 社内に引き継ぐ支援があるか
契約が終わったあとも社内で採用を続けるには、求人票の書き方や面接の評価基準、数字の集計表を社内に引き継いでもらう必要があり、引き継ぎがないと、契約をやめた月から元のやり方に戻ってしまいます。
採用コンサルティングの費用
採用コンサルティングの料金は、支援の範囲と期間、採用したい人数で大きく変わり、公式サイトに料金を載せている会社も多くないため、載っている会社の例は後半の会社紹介に書きました。
料金の形 | 払うタイミング | 向いている会社 | 気をつけたい点 |
|---|---|---|---|
月額の固定料金 | 毎月決まった額を払う | 採用計画づくりから実務まで、数ヶ月かけて進めたい会社 | 採用できなくても費用がかかるため、毎月の報告で何が進んだかを確かめる |
成功報酬 | 採用が決まったときに払う | 採用したい人数が少なく、最初の費用を抑えたい会社 | 1人あたりの金額が高くなりやすく、採用しやすい求人が優先されることがある |
単発の依頼(スポット) | 依頼した作業ごとに払う | 求人票の見直しや面接官の研修など、やることが決まっている会社 | 作業が終わったあとの改善は、社内で進める必要がある |
見積もりを比べるときは、月額の料金だけでなく、初期費用、最短の契約期間、求人媒体やスカウト媒体の利用料が料金に含まれるかもあわせて並べると、実際に1年間で払う金額が分かります。
採用コンサルティングの流れ
多くの会社では、次の5つの段階で進めるのが一般的です。
現状の確認:これまでの採用の数字と、採用できた人・辞退した人の理由を聞き取り、どこで人が減っているかを確かめる
目標の数字づくり:採用したい人数と時期から、必要な応募数、面接数、内定数を逆算し、毎週追う数字を決める
施策の決定:求人票の書き直し、求人媒体やスカウト媒体の選び直し、選考基準の見直しなど、何から手を付けるかを決める
実行:決めた施策を実行し、週ごとに応募数や面接数を記録する
効果の測定と見直し:月に1回ほど数字を見て、目標に届いていない段階の施策を変える
2の目標の数字づくりと5の効果の測定まで引き受けてくれるかどうかで、支援の質は大きく変わるので、最初の打ち合わせで、毎月どのような数字を報告してもらえるのかを聞いておくと安心です。
おすすめの採用コンサルティング会社21選
各社の公式サイトに書かれている内容をもとに、2026年10月時点の情報を向いている課題ごとに分けてまとめたので、自社の課題に近いところから見てください。料金は変わることがあるため、契約の前に各社の最新の情報を確かめてから比べると、あとで金額の食い違いが起きません。
会社名 | 向いている課題 | 料金の目安 |
|---|---|---|
株式会社キャスター | スタートアップ・成長企業 | 初期費用0円、MINIMUM 月額25万円(税抜・月40時間)、STANDARD 月額40万円(税抜・月70時間) |
株式会社カケハシスカイ | 中途採用の見直し | 中途採用コンサルティング月額30万円(税抜)〜、最低6ヶ月契約 |
LeIN(株式会社ハッカズーク レインカンパニー) | 中途採用の見直し | 公式に記載なし(問い合わせ) |
株式会社クリーク・アンド・リバー社 | 中途採用の見直し | 公式に記載なし(問い合わせ) |
株式会社プレシャス・タイム | 中途採用の見直し | 紹介は成功報酬、コーチング月額40万円(3ヶ月単位) |
ワミィ株式会社 | 中途採用の見直し | 公式に記載なし(問い合わせ) |
HeaR株式会社 | 数字の分析と仕組みづくり | 公式に記載なし(問い合わせ) |
株式会社トライアンフ | 数字の分析と仕組みづくり | 公式に記載なし(問い合わせ) |
株式会社人材研究所 | 数字の分析と仕組みづくり | 公式に記載なし(問い合わせ) |
株式会社ONE | 採用費を下げたい | 採用代行のライトプラン月額10万円〜、ベーシックプラン月額20万円〜、オーダーメイドは要相談 |
株式会社船井総合研究所 | 採用費を下げたい | 公式に記載なし(問い合わせ) |
株式会社プロ人事 | 採用費を下げたい | お試しプラン月33万円(税抜)〜 |
マンパワーグループ株式会社 | 新卒採用・大量採用 | 公式に記載なし(問い合わせ) |
株式会社ネオキャリア | 新卒採用・大量採用 | 月額20万円〜(テスト導入)、範囲に応じて見積もり |
株式会社ジーズコンサルティング | 新卒採用・大量採用 | 公式に記載なし(問い合わせ) |
株式会社TakeAction | 新卒採用・大量採用 | 公式に記載なし(問い合わせ) |
株式会社Legaseed | 新卒採用・大量採用 | 公式に記載なし(問い合わせ) |
株式会社マイナビ | 新卒採用・大量採用 | 公式に記載なし(問い合わせ) |
株式会社アールナイン | 新卒採用・大量採用 | コンサル月額20万円〜、採用代行「人事ライト」月額20万円〜 |
株式会社キャリアマート | 新卒採用・大量採用 | 公式に記載なし(問い合わせ) |
株式会社クイック | 新卒採用・大量採用 | 公式に記載なし(問い合わせ) |
スタートアップ・成長企業に向いている会社
株式会社キャスター
株式会社キャスターの「CASTER BIZ recruiting」は、AIと採用の専門スタッフを組み合わせた採用代行のサービスで、戦略の立案から求人媒体の運用、スカウト、応募者対応、採用ピッチ資料の作成までを受け持ちます。料金は初期費用0円で、月40時間のMINIMUMプランが月額25万円(税抜)、月70時間のSTANDARDプランが月額40万円(税抜)です。公式サイトに載っている支援実績は累計800社以上で、専任の人事がいない会社や創業期の会社の導入事例も載っています。
得意な領域:採用代行(戦略立案、ダイレクトリクルーティング、媒体運用、応募者対応)
得意な企業の規模:公式に記載なし(導入事例は専任人事がいない会社や創業期の会社)
料金の目安:初期費用0円、MINIMUM 月額25万円(税抜・月40時間)、STANDARD 月額40万円(税抜・月70時間)
支援の範囲:戦略立案、ダイレクトリクルーティング、求人媒体運用、人材紹介会社対応、応募者対応、採用広報、採用ピッチ資料の作成
向いている課題:採用担当がいない、スカウトの返信が少ない
中途採用を見直したい会社に向いている会社
株式会社カケハシスカイ
株式会社カケハシスカイは、新卒・中途採用のコンサルティング、採用代行、採用サイトや動画などの採用ツールの制作、社員研修を手がける会社です。中途採用コンサルティングには現状の分析と課題の整理、施策のスケジュール作り、求人原稿の改善、人材紹介会社とのやり取りの代行が含まれ、料金は月額30万円(税抜)からで、契約は最低6ヶ月です。公式サイトでは、のべ12,000社以上の支援実績があり、地方での採用など難しい採用の支援実績も多いと書かれています。
得意な領域:中途・新卒採用のコンサルティング、採用サイト・動画などの採用ツール制作、研修
得意な企業の規模:公式に記載なし(のべ12,000社以上の支援実績)
料金の目安:中途採用コンサルティング月額30万円(税抜)〜、最低6ヶ月契約
支援の範囲:現状分析と課題整理、施策のスケジュール作り、求人原稿の改善、人材紹介会社とのやり取りの代行、採用ツール制作
向いている課題:地方採用や応募の少ない業種での中途採用、人材紹介からの紹介数が少ない
LeIN(株式会社ハッカズーク レインカンパニー)
LeIN(レイン)は、株式会社ハッカズーク レインカンパニーが運営し、採用の現状分析と設計、スカウトから内定承諾までの採用代行、面接官トレーニングを提供するエンジニア・DX人材の採用支援サービスです。LinkedInの活用支援や、日本語・英語・中国語でのグローバル採用にも対応し、エンジニア以外のビジネス職やバックオフィス職も対象にしています。料金は月額固定が基本で成功報酬はかからず、契約期間は6ヶ月が基本となっており、公式サイトに載っている支援実績は2026年時点で130社以上です。
得意な領域:エンジニア・DX人材の採用、LinkedInの活用支援、日英中の3か国語での採用
得意な企業の規模:公式に記載なし(プライム上場企業、メガベンチャー、外資系IT企業の支援実績)
料金の目安:公式に記載なし(月額固定、成功報酬なし、6ヶ月が基本)
支援の範囲:採用の現状分析と設計、スカウトから内定承諾までの採用代行、面接官トレーニング、LinkedIn活用支援
向いている課題:エンジニアが集まらない、現場と人事で要件が合わない、面接で辞退される
株式会社クリーク・アンド・リバー社
株式会社クリーク・アンド・リバー社は、映像・ゲーム・Webなど18の分野の専門職を企業に紹介・派遣している会社です。デザイナーやクリエイターの採用向けには「HIGH-FIVE[HR]」があり、人材紹介と、採用戦略の立案から選考までを引き受ける採用代行(RPO)を提供しています。公式サイトによるとデザイン・クリエイティブ領域の登録者は9万人で、料金は問い合わせて見積もる形です。
得意な領域:デザイナー・クリエイター、ITエンジニア
得意な企業の規模:公式に記載なし
料金の目安:公式に記載なし
支援の範囲:人材紹介、RPO(採用戦略の立案から選考まで)
向いている課題:クリエイター職の応募が集まらない
株式会社プレシャス・タイム
株式会社プレシャス・タイムは、中途採用の人材紹介と採用代行(RPO)を行っている会社です。RPOでは採用計画の立案や求人の内容づくり、求人媒体と人材紹介会社の選定から、書類選考、1次面接、内定後の条件調整、入社後のフォロー面談までを担当し、必要な段階だけを選んで頼めます。費用は採用する職種と人数、業務の範囲で見積もる形で、採用の経験が少ない社員を実際の採用活動を通じて育てる「採用スキルコーチング」は月額40万円(3ヶ月単位)です。
得意な領域:中途採用(若手から経営人材まで)
得意な企業の規模:公式に記載なし
料金の目安:紹介は成功報酬、コーチング月額40万円(3ヶ月単位)
支援の範囲:採用計画、求人づくり、媒体選定、書類選考、1次面接、入社後面談
向いている課題:人事の人手が足りない
ワミィ株式会社
ワミィ株式会社は、エンジニアの採用に特化した採用コンサルティングと採用代行(RPO)の会社です。代表の伊藤和歌子氏はソフトウェアエンジニアから人事責任者になった経歴を持ち、エンジニア出身の採用コンサルタントが企業の採用担当として、採用戦略の立案や人材紹介会社・求人媒体の選定を進めます。エンジニア向けの会社説明資料の作成代行や社員向けのDX研修もありますが、料金は公式サイトで確認できませんでした。
得意な領域:エンジニア・IT人材の採用
得意な企業の規模:社長が採用を担う中小企業などの例を記載
料金の目安:公式に記載なし
支援の範囲:採用戦略、紹介会社・媒体の選定、説明資料の作成代行、DX研修
向いている課題:エンジニア採用の進め方が分からない
採用の数字の分析と仕組みづくりに強い会社
HeaR株式会社
HeaR株式会社は、採用コンサルティングと、AIを組み込んだ採用代行「AI-RPO」、候補者ごとに内容が変わる採用サイトを合わせて提供する会社です。採用コンサルティングでは、候補者・自社・競合の3つの面から自社だけの魅力を言葉にし、面接官トレーニングや選考の運用設計、入社後の研修まで受け持ちます。公式サイトには累計250社以上の支援実績とあり、エンジニアを中心にセールスや新卒の採用にも対応していて、料金は支援の範囲と期間に応じた個別の見積もりです。
得意な領域:採用ブランディング(3C×4P分析・PoD策定・コンセプトコピー)、エンジニア採用、AIを組み込んだ採用代行
得意な企業の規模:公式に記載なし(支援実績は累計250社以上)
料金の目安:公式に記載なし(範囲・期間・体制に応じて個別見積もり。ブランディング策定は3〜4ヶ月が標準)
支援の範囲:採用ブランディング、候補者体験の設計、面接官トレーニング、選考の運用設計、入社後の研修、採用代行(AI-RPO)、採用サイト
向いている課題:他社と似た採用メッセージで候補者に選ばれない、内定承諾率が伸びない
株式会社トライアンフ
株式会社トライアンフは人事と採用のコンサルティング会社で、採用コンサルティングのほか、採用代行、面接官代行、適性検査、給与計算の代行、人事制度の設計までが提供の範囲です。採用コンサルティングでは、採用計画の立案、面接官ごとにばらつく評価基準をそろえる採用基準の設計、求人媒体やスカウト・人材紹介会社の選び方、選考の流れの見直し、内定者のフォロー計画までを会社ごとに組み立てます。公式サイトでは幅広い業種で3,000社の実績があると書かれており、料金の記載はありません。
得意な領域:採用基準の設計、選考の流れの見直し、採用代行、面接官代行、適性検査
得意な企業の規模:公式に記載なし(事例は従業員300名・500名規模の会社)
料金の目安:公式に記載なし(期間は数ヶ月〜1年程度が多いと記載)
支援の範囲:採用計画、伝え方の設計、採用基準の設計、媒体とスカウトの選定、選考内容の設計、内定者フォロー
向いている課題:面接官ごとに評価がばらつく、特定のスキルを持つ人が採れない、内定辞退が多い
株式会社人材研究所
株式会社人材研究所は、曽和利光氏が代表を務める人事・採用のコンサルティング会社です。採用コンサルティングでは、採用プロセスのデータ分析や内定承諾者・辞退者への聞き取り、面接への同席を通じて採用がうまくいかない原因を調べたうえで、求める人物像と評価項目を決め、面接の質問や評価シートを作り、面接官の研修も行います。採用代行や人事制度の設計も依頼でき、料金は問い合わせて見積もる形です。
得意な領域:採用基準・選考・面接の設計、人事制度
得意な企業の規模:公式に記載なし
料金の目安:公式に記載なし
支援の範囲:データ分析、承諾者・辞退者への聞き取り、評価シート作成、面接官研修、採用代行
向いている課題:面接官ごとに判断がばらつく
採用費を下げたい会社に向いている会社
株式会社ONE
株式会社ONEは全国に拠点を持つ求人広告の代理店で、採用代行では求人媒体の選定やスカウト配信、日程調整、面接代行に加え、採用計画やペルソナの策定まで引き受けます。料金は初期費用と成果に応じた費用が0円で、応募者対応を中心にしたライトプランが月額10万円から、スカウト配信まで任せるベーシックプランが月額20万円からです。採用戦略の上流や面接官の育成から相談したい場合はオーダーメイドのプランで見積もり、公式サイトでは採用代行の導入実績を500社以上と記載しています。
得意な領域:求人広告の出稿、採用代行(スカウト配信・日程調整・面接代行)
得意な企業の規模:公式に記載なし(採用代行の導入実績は500社以上)
料金の目安:採用代行のライトプラン月額10万円〜、ベーシックプラン月額20万円〜、オーダーメイドは要相談
支援の範囲:媒体選定、求人票作成、スカウト配信、日程調整、書類選考、面接代行、採用計画・ペルソナの策定、数値集計
向いている課題:経営者や現場社員が採用を兼任して手が回らない、人材紹介に払う費用を減らしたい
株式会社船井総合研究所
株式会社船井総合研究所は業種ごとにコンサルタントが分かれた経営コンサルティング会社で、採用では中途、新卒、幹部候補、パート・アルバイトの各分野の支援が対象です。中途採用コンサルティングのページには介護、ビルメンテナンス、建設、ホテルなどの支援事例が並び、求人媒体や人材紹介に頼る採用から自社の採用サイトやSNSを使った採用に切り替えて、採用費を下げた例も載っています。料金は公式サイトに記載がなく、問い合わせると45分〜1時間ほどの無料相談から始まります。
得意な領域:業種別の中途・新卒・幹部候補・パート採用のコンサルティング
得意な企業の規模:規模を問わないと記載(関連ページは中小企業向けの内容が中心)
料金の目安:公式に記載なし(45分〜1時間の無料相談あり)
支援の範囲:採用戦略、採用サイトとSNSを使った自社採用への切り替え、スカウト型採用の導入、選考と面接体制の整備
向いている課題:求人媒体や人材紹介に払う費用を減らしたい、業界特有の人材が集まらない
株式会社プロ人事
株式会社プロ人事は、兵庫県神戸市に本社を置く採用代行(RPO)と採用コンサルティングの会社です。採用設計・コンサルティングでは採用戦略の立案からスカウトの配信や日程調整などの実務までを引き受け、公式サイトでは累計の導入企業数を300社と書いています。定例の打ち合わせと助言を受ける「お試しプラン」は月33万円(税抜)からで、ノウハウを受け取って実務を自社で行えば費用を抑えられるというのが公式サイトの案内です。
得意な領域:新卒・中途の採用代行、施工管理職
得意な企業の規模:大手は大規模・短期、中小は長期・小規模が多い(公式表記)
料金の目安:お試しプラン月33万円(税抜)〜
支援の範囲:採用戦略、スカウト配信、日程調整、説明会代行、面接官研修
向いている課題:費用を抑えて採用代行を使いたい
新卒採用・大量採用に強い会社
マンパワーグループ株式会社
マンパワーグループ株式会社は1966年創立の人材サービス会社で、採用代行と採用コンサルティングは新卒、中途、高専、パート・アルバイトのいずれも対象です。採用コンサルティングのほか、面接官の代行とトレーニング、内定者のフォロー、ダイレクトリクルーティングの代行、人材紹介会社とのやり取りの代行も依頼できます。公式サイトでは年間5,000人以上の採用を支援していると書かれており、料金は公開されていないため、問い合わせて見積もりを受ける必要があります。
得意な領域:新卒・中途・高専・パートの採用代行と採用コンサルティング、面接官代行・トレーニング
得意な企業の規模:公式に記載なし
料金の目安:公式に記載なし(問い合わせて見積もり)
支援の範囲:採用コンサルティング、事務代行、面接官代行・トレーニング、内定者フォロー、ダイレクトリクルーティング代行、人材紹介会社とのやり取りの代行
向いている課題:希少な人材の採用、全国での採用、人事の事務作業が多い
株式会社ネオキャリア
株式会社ネオキャリアの採用代行は、応募者対応や日程調整といった日々の作業から、採用計画の立案、ペルソナ設計、媒体選定、面接代行、採用状況の分析とレポート作成までを、会社の課題と予算に合わせて組み合わせるサービスです。月額20万円から試しに導入でき、自社の採用専門コールセンターを持つため、土日祝日や夜間の応募者対応、大規模な採用にも対応しています。公式サイトに載っているネオキャリアグループの採用支援実績は、年間15,000社以上(2024年3月〜2025年2月)です。
得意な領域:採用代行(RPO)、採用専門コールセンターでの応募者対応
得意な企業の規模:公式に記載なし(グループの採用支援実績は年間15,000社以上)
料金の目安:月額20万円〜(テスト導入)、範囲に応じて見積もり
支援の範囲:採用計画の立案、ペルソナ設計、媒体選定、日程調整、面接代行、採用状況の分析とレポート作成
向いている課題:採用担当の手が足りない、応募から面接までに離脱が多い、大規模な採用
株式会社ジーズコンサルティング
株式会社ジーズコンサルティングは約20年の採用コンサルティングの経験を持つ会社で、新卒採用を中心に中途採用の支援も行う会社です。採用コンセプトや求める人物像と評価基準の設計、ナビサイトやスカウト、イベントの選定と運用、インターンシップや説明会の企画、段階ごとの通過率を追う数値管理、採用管理システムの選定と導入まで依頼できます。料金は公式サイトに載っておらず、相談と見積もりは無料です。
得意な領域:新卒採用のコンサルティングと採用代行、採用ブランディング
得意な企業の規模:公式に記載なし
料金の目安:公式に記載なし(相談・見積もり無料)
支援の範囲:採用コンセプト、求める人物像と評価基準、ナビ・スカウト・イベントの選定と運用、インターンと説明会の企画、数値管理、採用管理システムの選定・導入
向いている課題:新卒の応募が集まらない、面接官で評価がずれる、段階ごとの離脱が分からない
株式会社TakeAction
株式会社TakeActionは、社内SNS「THANKS GIFT」などのクラウドサービスを開発し、採用支援を「jinji+」という名前で提供する会社です。jinji+は新卒採用と経験者採用の両方を対象に、戦略と計画の作成から振り返りと改善までを受け持ち、専任のコンサルタントが若手社員から社長まで話を聞いて自社の魅力を整理します。公式サイトでは1,000社以上の支援実績があると書かれており、料金は資料請求で確認します。
得意な領域:新卒・経験者採用の支援(jinji+)、社内SNSなどのクラウドサービス
得意な企業の規模:公式に記載なし(jinji+の支援実績は1,000社以上)
料金の目安:公式に記載なし(資料請求で案内)
支援の範囲:戦略と計画の作成、魅力の整理、採用代行、振り返りと改善、入社後の社内SNSなどの活用
向いている課題:応募が集まらない、採用した人がすぐ辞める
株式会社Legaseed
株式会社Legaseedは、人材採用コンサルティングと経営・組織コンサルティング、社員研修を事業とする会社で、理念やビジョンの整理と組み合わせた採用活動や人事制度の見直しが支援の対象です。長期インターンの求人メディア「Infra」や、採用から配置までの判断をデータで支えるAIツール「miryo+」も同社のサービスです。公式サイトでは1,000社以上の支援実績があると書かれており、会社概要にはコンサルティングの契約単価が356万円と載っています。
得意な領域:理念・人事制度とあわせた採用コンサルティング、長期インターンを使った新卒採用
得意な企業の規模:公式に記載なし(支援実績1,000社以上)
料金の目安:公式に記載なし(会社概要にコンサルティング契約単価356万円と記載)
支援の範囲:採用活動と人事制度の見直し、理念・ビジョンの整理、研修、長期インターン求人メディア「Infra」、AIツール「miryo+」
向いている課題:会社の魅力を言葉にできていない、学生の早い時期に会いたい
株式会社マイナビ
株式会社マイナビは、新卒・中途の求人サイトや合同企業説明会の運営に加えて、法人向けに人材紹介、採用代行、採用広報の動画制作、採用管理システム「アクセスオンラインキャリア」、研修サービスなども提供している会社です。中途採用では、応募者を集める、応募者を見極める、内定辞退を防ぐといった課題ごとにサービスを選べるようになっており、新卒採用では説明会や選考、内定者のフォローを支援するメニューもあります。料金はサービスごとに異なり、採用支援全体の料金表は公式サイトに載っていないため、問い合わせが必要です。
得意な領域:新卒・中途の求人サイト、合同企業説明会、人材紹介、採用代行
得意な企業の規模:公式に記載なし
料金の目安:公式に記載なし(サービスごとに異なる)
支援の範囲:求人サイト、転職フェア、人材紹介、採用代行、採用広報、採用管理システム「アクセスオンラインキャリア」、研修
向いている課題:応募者を集める、見極める、内定辞退を防ぐ、選考の作業を減らす
株式会社アールナイン
株式会社アールナインは、採用と入社後の定着を支援している会社です。新卒採用コンサルティングは月額20万円からの月額制で採用要件や選考プロセスの設計を受け持ち、スカウト送信や面接などの実務も頼みたい場合は、同じく月額20万円からの採用代行「人事ライト」に切り替えるか併用します。内定辞退者や離職者への聞き取りも依頼でき、公式サイトに書かれた導入実績は累計800社以上です。
得意な領域:新卒採用の設計と実務の代行、入社後の定着
得意な企業の規模:大企業から成長企業まで(公式表記)
料金の目安:コンサル月額20万円〜、採用代行「人事ライト」月額20万円〜
支援の範囲:採用要件・選考プロセスの設計、学校訪問・説明会・面接の代行、辞退者・離職者調査、面接官研修
向いている課題:新卒採用のやり方が定まっていない
株式会社キャリアマート
株式会社キャリアマートは、採用アウトソーシング(RPO)を中心に新卒・中途・アルバイトの採用を支援している会社です。600体以上の採用ロボット(RPA)と人を組み合わせて応募者への連絡などの定型の作業を引き受け、採用コンサルティングでは求める人物像の設定や競合他社の分析、選考フローの策定を行います。新卒採用では採用人数が若干名から数百名までの会社を支援しており、料金は問い合わせて見積もる形です。
得意な領域:新卒・中途・アルバイトの実務代行、採用ロボット(RPA)
得意な企業の規模:新卒は採用若干名〜数百名(公式表記)
料金の目安:公式に記載なし
支援の範囲:ターゲット設定、競合分析、選考フロー策定、実務代行、求人広告
向いている課題:採用担当の人手が足りない
株式会社クイック
株式会社クイックは、人材紹介・人材派遣と求人広告の取り扱いを中心とする総合人材サービス会社です。リクルーティング事業では、新卒・中途・アルバイトやパートの採用について、採用戦略の立案から求人広告などの制作までを提案しています。社員を育てる研修や、組織の状態を調べるサービスもあり、料金は問い合わせて見積もる形です。
得意な領域:新卒・中途・アルバイトの求人広告、人材紹介
得意な企業の規模:公式に記載なし
料金の目安:公式に記載なし
支援の範囲:採用戦略の立案から求人広告の制作まで、人材紹介・派遣
向いている課題:求人広告と人材紹介をまとめて相談したい
採用コンサルティングを使うメリット
自社では気づきにくい課題が分かる
応募から入社までの段階ごとの人数を集計すると、応募は多いのに書類選考でほとんど落ちている、面接の後に辞退が続いているといった、人が減っている段階が分かります。社内だけで採用を進めていると、「応募が少ない」と感じていても、実際には別の段階で人が減っていることも少なくないのです。
他社の採用のやり方を自社に取り入れられる
採用コンサルタントは複数の会社の採用を支援しているため、どの求人媒体でどの職種の応募が集まりやすいか、どの選考の進め方なら辞退が減るかを知っており、自社で一から試すよりも早く結果につながる方法から始められます。
採用の進め方が社内に残る
求人票の書き方や面接の評価基準、数字の集計表を一緒に作っておけば、契約が終わったあとも社内で同じやり方を続けることができ、担当者が入れ替わっても、次の担当者が同じ水準で採用を進められるはずです。
採用コンサルティングを使うデメリット
毎月の費用がかかる
月額の固定料金の場合は、採用できなかった月にも費用がかかるので、契約の前に、何ヶ月目までにどの数字をどこまで上げるかを決めておくと、続けるかどうかを判断しやすくなります。
任せきりにすると社内に何も残らない
実務まで外部に任せきりにすると、なぜその求人票にしたのか、なぜその基準で選んだのかが社内の誰にも分からないまま契約が終わってしまうため、毎月の打ち合わせには社内の採用担当者も出て、決めた理由を一緒に記録しておくことが欠かせません。
自社の事情が伝わるまで時間がかかる
求める人物像や社内の雰囲気は会社ごとに違うので、最初の1〜2ヶ月は、現場の社員や経営者との打ち合わせに時間を取り、採用したい人の条件をすり合わせる必要があります。
よくある質問
成長企業向けの採用コンサルティング会社はどう選べばよいですか?
採用したい職種での支援実績があるか、採用計画づくりだけでなく実務まで引き受けるか、採用の数字を集計して毎月報告してくれるかの3点を確かめるのがおすすめです。事業の計画にあわせて採用する人数や職種が変わりやすいので、月単位で支援の内容を変えられる会社のほうが使いやすいはずです。
採用費を下げたい場合は、どのような会社を選べばよいですか?
人材紹介に頼る割合が高い会社では、求人媒体やスカウト、社員からの紹介を増やす支援を引き受ける会社を選ぶと、1人あたりの採用費を下げやすくなります。『採用大全』では、人材紹介に頼るだけだったころは年間の応募が30名、採用が2名だったAI企業が、技術カンファレンスへの協賛やCTOの技術ブログを始めて、応募150名、採用8名まで増やした例を紹介しています。
採用の数字を分析するには、どのような支援が必要ですか?
まず、応募数、書類選考の通過数、面接数、内定数、入社数を、求人媒体やスカウトなどの経路ごと、週ごとに記録する表が必要です。この表を作るところから引き受け、毎月の打ち合わせで数字をもとに次の施策を決めてくれる会社なら、分析の結果を次の採用に生かせます。
採用コンサルティングと人事コンサルティングの違いは何ですか?
採用コンサルティングは採用の進め方を支援するサービスで、人事コンサルティングは評価制度や等級制度、組織の設計など、人事の仕組み全体を支援するサービスです。採用した人に長く活躍してもらうには評価制度も欠かせないため、両方を引き受ける会社もあります。
まとめ
採用コンサルティング会社を選ぶときは、支援の範囲、実績のある業種と職種、料金の形、数字を集計して分析する体制、社内に引き継ぐ支援の5つを確かめることが大切です。応募は来るのに採用したい人が来ないなら採用コンサルティング、実務が追いつかないなら採用代行と、自社の課題に合う支援を選ぶと、費用を払った分の結果につながりやすくなります。
採用の進め方や、採用コンサルティングと採用代行のどちらを頼むかで迷っている場合は、RECRUIT BOOSTERの無料相談でもご相談を受けており、当社では採用計画づくりだけでなく、スカウトの送付や面接の日程調整などの実務までお引き受けしています。

この記事の監修者
内藤 貴皓
RECRUIT BOOSTER株式会社 代表取締役。出版社の人事、株式会社FiNC Technologiesの人事戦略部(エンジニア・デザイナーの中途採用、評価制度の設計)を経て、2021年に独立。ベンチャー・スタートアップを中心に30社以上の採用を支援。著書『採用大全』(総合法令出版)。
