RECRUIT BOOSTER株式会社

BLOG / 採用代行

採用代行の費用相場|月額10万〜50万円の実例と選び方

公開日 2024年11月12日 最終更新 2026年9月27日 執筆・監修 内藤 貴皓(RECRUIT BOOSTER株式会社 代表取締役・『採用大全』著者)

採用代行の費用相場|月額10万〜50万円の実例と選び方

採用代行の費用は、月額固定で依頼する場合、当社と支援先の実例では月額20万〜50万円が中心です。応募者対応と求人媒体の運用だけに絞れば月額10万円から依頼でき、一般的な相場としては月額5万〜100万円と幅があります。成果報酬型は、採用した人の年収の25〜35%が一般的な相場で、有料職業紹介の免許を持つ会社しか提供できません。この記事の金額は、一般的な相場と、RECRUIT BOOSTER(採用代行・採用コンサルティング、支援先30社以上)と支援先で実際にかかった金額を分けて書いています。

金額を決めるものは、任せる範囲と職種の数です。1職種の応募者対応だけなら月額10万円、複数職種のスカウト運用から面接調整までなら月額50万円と、同じ「採用代行」でも5倍の差が出ます。安い会社を探す前に、何をどこまで任せるかを決めておくと、各社の見積もりを同じ条件で比べられます。

採用代行の料金体系は3つ

採用代行の料金は、月額固定型、従量課金型、成果報酬型の3つに分かれます。どれが安いかは採用人数と任せる作業の量で変わるので、相場と注意点を並べて比べてください。

料金体系

向いている会社

相場

注意点

月額固定型

毎月一定の応募があり、任せる業務が決まっている会社。予算を固定したい会社

一般的な相場は月額5万〜100万円。中途採用向けは月額20万円から、採用業務全般の一括なら月額40万円以上が多い。当社と支援先の実例では月額20万〜50万円

媒体費やスカウト通数が別料金になっていないか。月の作業量に上限があり、超えた分の追加料金がいくらか

従量課金型

繁忙期だけ、または特定の作業だけを頼みたい会社

一般的な相場は、応募者の書類確認が1回2,500円から、面接の実施が1回1万円から、スカウトメールが1通1,000円程度、求人媒体の管理運用が月額5万〜50万円

作業量が増えると月額固定型より高くなる。毎月の請求額が読みにくい

成果報酬型

採用人数が少なく、決まるまで費用を払いたくない会社

一般的な相場は、中途採用で年収の25〜35%、1件あたり60万〜120万円程度

有料職業紹介の免許を持つ会社しか提供できない。「成果」の定義が採用決定か面接設定かで、払う金額が大きく変わる

成果報酬型の提案を受けたときは、その会社が有料職業紹介の免許(厚生労働大臣の許可)を持っているかを先に確認してください。採用が決まった時点で報酬を受け取る契約は職業紹介にあたり、免許を持つ人材紹介会社でなければ提供できません。免許のない会社が成果報酬で提案してきたら違法のおそれがあるので、許可番号を見せてもらってから契約してください。

支援先で実際にかかった金額

ここからは当社と支援先の実例です。任せた範囲と職種の数によって、月額は10万円から50万円まで変わりました。

例

任せた範囲

月額

1職種の応募者対応

応募者への返信と面接日程の調整、求人媒体の管理のみ。スカウトの送信は含まない

月額10万円

複数職種のスカウト運用

候補者の検索、スカウト文の作成と送信、返信への対応、面接日程の調整まで

月額50万円

最初の1か月だけ集中

立ち上げの作業が多い最初の1か月は作業量を増やし、2か月目からは通常の量に戻した

初月35万円、2か月目から月額20万円

当社の仕組みプラン

採用代行を進めながら、どの作業をAIで自動化するかを選び、契約後も社内で使える形で引き渡す

金額は初回のご相談でお伝えします

採用代行と採用コンサルティングを合わせた月額は20万〜50万円で、この差は任せる範囲と職種の数で決まります。応募者対応だけを1職種で頼むなら10万円で足りますが、スカウトの候補者の選定から送信、返信への対応、面接日程の調整までを複数の職種で頼めば50万円になります。金額の違いは会社の規模ではなく、毎月どれだけの作業を外に出すかで決まると考えてください。

当社の仕組みプランでは、応募者対応やスカウトの送信を採用代行として当社が担当しながら、どの作業をAIで自動化するかを御社と一緒に選び、自動化した作業を契約後も社内で使える形で引き渡します。

費用を見るときに抜けがちな観点:AIで採用の仕組みを整えられるか

見積もりを比べるとき、月額の安さだけを見ていると、契約が終わった月に応募者対応が止まる会社を選んでしまいます。採用代行に払う費用は「作業を代わりにやってもらう費用」と「採用の仕組みを整えてもらう費用」に分けて考えると、選ぶ会社が変わるはずです。多くの採用代行の記事はこの観点を書いておらず、AIが使える前提で採用を組み立てる会社を選ぶかどうかが、これからの採用の成否を分けます。

AIで採用の仕組みを整えるとは、次の4つの作業を、人の手を使わずに動く状態にすることです。

  • 応募者への自動返信:応募が届いた直後に一次返信を送り、面接の候補日まで案内する

  • スカウト文の下書き:候補者の職務経歴書を読み込み、候補者ごとに違う文面を下書きする

  • 日程調整の自動化:面接官のカレンダーの空きを候補者に提示し、確定まで人が介在せずに進める

  • 応募から入社までの数字の集計:媒体ごとの応募数、面接設定数、内定承諾数を週ごとに集計し、どの段階で落ちているかを見える状態にする

作業の代行だけを月額で買っている場合、契約が終わると応募者への返信も数字の集計も社内に戻り、担当者が以前と同じ手間を抱えます。何年払い続けても、手元には何も残りません。一方、自動返信や日程調整をAIで組んでもらっていれば、契約が終わったあとも同じ仕組みが社内で動き続けるので、次の採用は自社だけで進められます。

この理由から、当社の仕組みプランでは、応募者対応とスカウトの送信を代行しながら、どの作業に時間がかかっているかを記録し、その中からAIで自動化する作業を選んでいきます。代行だけで終わらせず、自動化した作業を契約後も社内で使える形で引き渡すところまでを、4か月でお引き受けします。

採用代行会社を比べるときは、月額の安さに加えて「契約が終わったあと、何が社内に残るか」を聞いてください。AIを使って仕組みを整えられる会社かどうかで、同じ月額20万円でも、1年後に社内に残るものが変わります。

もう1つの観点:自社の課題を正しく捉えている担当者か

費用を比べる前に確かめたいことがもう1つあります。採用代行会社の担当者が、自社の採用の課題を正しく捉えているかどうかです。採用の経験がない担当者や採用代行会社が、課題を確かめないまま「スカウトの通数を増やす」「求人媒体を増やす」といった施策だけを進めると、期間と費用をいくらかけても採用は決まりません。

たとえば、応募は十分に来ているのに面接に来る人が少ない会社では、スカウトの通数を増やしても状況は変わらず、返信の速さや面接日程の案内の仕方を直す方が先です。逆に応募が月に数件しかない会社では、応募者対応を丁寧にしても採用人数は増えません。どこに課題があるかを取り違えたまま月額20万円を半年払えば、120万円と6か月が成果なしに終わります。

だからこそ、契約の前に「いまの採用の課題は何か」「目標は何人をいつまでに採用することか」「その採用は何を実現するためのものか」の3つを担当者と確かめてください。課題の設定から目標、目的までの差を、自分の経験と過去の支援の実績から見極めて言葉にできる担当者であれば、施策の選び方が変わり、同じ費用でも結果が変わります。商談の場で自社の課題を言い当てられない担当者に、月額を払い続けても結果は出ません。

安く見えて高くつく契約の形

月額の表示が安くても、次の条件が付いていると、実際の支払いは表示の何倍にもなります。契約前に見積書で確認してください。

  • 媒体費・スカウト通数が別料金:月額10万円の表示でも、求人媒体の掲載費が月15万円から、スカウトメールが1通1,000円程度で別に請求される契約があります。月額に何が含まれるかを見積書で確認してください。

  • 初期費用が別:月額固定型の契約でも、初期費用が別に必要になる会社があります。初月の支払いが月額の2倍以上になっていないかを確認してください。

  • 最低契約期間が長い:採用が早く決まっても、契約期間中は月額の支払いが続きます。逆に採用に時間がかかると契約が延長されて総額が増えるので、途中で解約できる条件を先に決めておいてください。

  • 成果報酬の「成果」が面接設定:成果の基準が応募者数や面接設定数になっていると、採用が決まらなくても費用が発生します。「成果」の定義が採用決定なのか面接設定なのかを、契約書の文言で確認してください。

  • 作業量の上限と超過料金:月額固定でも、月の作業時間や対応する応募者の人数に上限があり、超えた分は追加料金になる契約があります。応募が増える時期に上限を超えると、支払いが見積もりを大きく上回ります。

  • 時給数千円のフリーランスへの委託:応募者への返信やスカウトの送信といった決まった作業だけを頼むなら、時給数千円のフリーランスに委託しても問題は起きません。ただし、自社の課題を確かめる経験のない人に採用の進行まで任せると、課題の設定を誤ったまま作業だけが続き、数か月分の費用と時間が無駄になります。作業を頼むのか、課題の設定から任せるのかを分けて、後者は採用の経験と実績のある担当者に頼んでください。

採用代行が向いている会社・向いていない会社

採用代行は全ての会社に合う方法ではありません。次の表で自社がどちらに近いかを確かめてから、見積もりを取ってください。

向いている会社向いていない会社
専任の採用担当者がいない、または人事が他の業務と兼務している 専任の採用担当者がいて、応募者への返信が滞っていない
短期間で複数の職種、または複数の人数を採用する予定がある 採用人数が少なく、応募も少ない
知名度が低く、求人を出しても応募が集まらない(BtoBや製造業の中小企業) 応募は十分に集まっていて、選考の判断だけに困っている
応募者への返信や日程調整に社員の時間が取られている 応募者と直接やり取りすることを重視し、面接以外も社員が対応したい
応募から入社までの数字を集計できておらず、どこで落ちているか分からない 数字の集計と改善を社内で続けられている

向いていない会社に当てはまる場合は、採用代行に月額を払うより、選考基準の見直しや求人票の書き直しといった採用コンサルティングだけを受ける方が費用に見合います。向いている会社でも、面接など応募者と直接会う場面は社員が担当し、返信や日程調整といった手間のかかる作業だけを外に出すと、費用を抑えながら応募者との接点を残せます。

採用代行会社を選ぶときの確認点

見積もりの金額が同じでも、次の7つで中身は大きく変わります。商談のときに1つずつ聞いてください。

  • 最初に自社の課題と目標の差を確かめる打ち合わせがあるか:契約前に、いまの採用の課題、目標の人数と期日、その採用が何を実現するかを担当者と確かめる時間があるか。施策の提案だけが先に来る会社は避ける

  • 有料職業紹介の免許の有無(成果報酬の場合):厚生労働大臣の許可番号を見せてもらう。免許がないのに成果報酬を提案している会社とは契約しない

  • AIをどう使っているか:自動返信、スカウト文の下書き、日程調整、数字の集計のうち、どれをAIで組めるか。契約が終わったあとに、その仕組みが社内に残るか

  • 担当者の経験と実績:自社と同じ職種・規模の採用を担当した経験があり、商談の場で自社の課題を言い当てられるか。営業担当と実際の担当者が別の会社では、担当者に会ってから決める

  • 数字の報告の頻度:週1回か月1回か。媒体ごとの応募数、面接設定数、内定承諾数まで報告に出るか

  • 月額に含まれる範囲:媒体費、スカウト通数、作業時間の上限、超過料金の単価が見積書に書かれているか

  • 契約期間と解約の条件:最低契約期間の長さと、解約の申し出をいつまでにすればよいか

よくある質問

Q. 採用代行の費用は1人あたりいくらですか?

A. 一般的な相場では、中途採用は成果報酬で年収の25〜35%、新卒採用は1人あたり30〜50万円、アルバイト採用は1人あたり5〜15万円です。月額固定型の場合は人数で金額が決まらないので、月額10万〜50万円を採用できた人数で割って、成果報酬型と比べてください。

Q. 月額10万円で何を頼めますか?

A. 支援先の実例では、1職種の応募者対応と求人媒体の運用のみで月額10万円でした。応募者への返信や面接日程の調整が範囲で、候補者を探してスカウトを送る作業や面接の代行は含まれません。スカウトの運用まで含めると、複数職種で月額50万円が実例の上限です。

Q. 成果報酬型の採用代行は違法ですか?

A. 採用が決まったときに報酬を受け取る成果報酬型は、有料職業紹介の免許を持つ会社が提供する限り合法です。免許のない会社が成果報酬で採用代行を提案している場合は違法のおそれがあるので、厚生労働大臣の許可番号を確認してください。月額固定型や従量課金型の採用代行は業務委託にあたり、免許がなくても提供できます。

Q. AIで仕組みを作ってもらうと、何が手元に残りますか?

A. 当社の仕組みプランでは、応募者への自動返信、スカウト文の下書き、面接の日程調整、応募から入社までの数字の集計をAIで組み、契約終了後も社内で使える状態で引き渡します。採用代行を進めながらどの作業を自動化するかを選ぶので、御社の採用で時間がかかっている作業から自動化できます。契約が終わったあとは、追加の月額を払わずに同じ仕組みを使い続けられます。

内藤 貴皓

この記事の監修者

内藤 貴皓

RECRUIT BOOSTER株式会社 代表取締役。出版社の人事、株式会社FiNC Technologiesの人事戦略部(エンジニア・デザイナーの中途採用、評価制度の設計)を経て、2021年に独立。ベンチャー・スタートアップを中心に30社以上の採用を支援。著書『採用大全』(総合法令出版)。

採用大全

著書

採用大全

138の事例から導き出した「採用の勝ちパターン」を実現する方法。総合法令出版、2,200円(税込)。

Amazonで見る →

CONTACT

採用代行の費用、自社の場合はいくらになるか

採用したい職種と人数、任せたい範囲を伺えば、初回の無料相談の中で費用の目安をお伝えします。応募から入社までの数字をいっしょに確かめながら、どこから手を付けるかをお話しします。

RECRUIT BOOSTER

に問い合わせる

に無料相談する